癌(がん)・悪性腫瘍の漢方

悠伸堂で出来る事

がんの予防
がん細胞に対する免疫力の向上
術後の回復を早める
術後の後遺症の軽減
抗がん剤や放射線治療などの副作用の軽減
がんと闘いながらも少しでも健康で長生きできるようにサポート

癌(がん)とは

がん(悪性腫瘍)とは遺伝子に異常がおきた細胞が増殖することで起こる疾患であり。がん細胞は増殖能力が高く無限増殖し、転移する特徴があります。
健康な人でも毎日5000個ほどのがん細胞が体内で出来ているといわれております。そして、免疫機能が正常に働くことで悪性腫瘍ができないようにしています。免疫反応で対処できなかったがん細胞が増殖し、がん・悪性腫瘍となります。がん細胞ができてから、発見できるようになるのに5~20年といわれております。この時がん細胞数は約1億個、1cmほどの大きさです。発見できる大きさになってから、1~3年で末期がんとなるのが一般的です。もちろんがんの種類や年齢など様々な要因で進行速度は変わるので一概には言えませんが。末期がんの状態になると細胞数が約100億個、大きさは数cm以上となります。
がんには様々なものがありますが、現在では2人に1人がかかるといわれております。

悠伸堂のがん治療

がんの予防

がん細胞に対する免疫力の向上
日々5000個ほど出来るがん細胞に対し、免疫力を向上させ癌、悪性腫瘍ができないように予防する。
人の細胞数は約60兆個といわれております。末期がんの癌細胞数を10億個とすると、癌細胞は体内の1/6000ということになります。
この「1」がとても強いのがガンの特徴でもありますが、漢方薬で出来るだけ「6000」の正常細胞を元気にしがん細胞に対する抵抗力を高めるようにできればと考えております。

術後の回復を高める

西洋医学のがんの治療で一般的な治療の1つが外科的に取り除く手術です。現代医学の発展による素晴らしい治療といえます。
術後では体力低下がみられることが多いです。漢方薬で体力の回復や辛い症状が緩和できるようお手伝いさせていただきます。

術後の後遺症の軽減

手術により、腸管の癒着によるイレウス、排便障害、痛みやしびれなどが出ることもあります。悠伸堂では、そのような辛い症状を緩和し生活の質の向上につながるようにサポートいたします。

抗がん剤や放射線治療による副作用の軽減

抗がん剤や放射線治療もがん細胞を減少させる素晴らしい治療といえます。一方で正常な細胞へのダメージもあり副作用が多いのも特徴です。吐き気、嘔吐、食欲不振、腹痛、便秘、下痢、味覚異常、立ち眩み・めまい、貧血、関節痛、しびれなど様々な不調が出ることが多いです。漢方薬では、辛い副作用の軽減のお力になることが出来ます。そして、抗がん剤などの治療の継続ができるようにお手伝いさせていただきたいと考えております。

がんと闘いながらも少しでも健康で長生きできるようにサポート

がんという病気は死が待ち構えているというのが恐ろしいところです。少しでも長く、そして健康的に過ごせる、生活の質を向上できるように症状やお体の状態をよくできるようにサポートいたします。がん細胞に有効とされる生薬もございます。

悠伸堂でのがんに対する漢方の考え方

気虚

気とは一言でいうとエネルギーです。邪気から守る、温める、内臓機能を動かすなど東洋医学では様々な働きがあります。邪気であるがん細胞に対する抵抗力として『気』が必要です。気虚とは『気』が少なくなっている状態。疲れやすい、低血圧、冷え性などの症状がある方は気を補うことが必要です。悠伸堂ではがんに対する抵抗力として、『気』を大事にしております。実際に体温が36.5℃あると正常な免疫力が働くとされ、1度体温が下がると免疫力は30%低くなるといわれております。

血虚

西洋医学で血というと鉄分やヘモグロビンを測定するのが一般的ですが、中医学の考え方では赤色の液体であり血液全体の機能といえます。免疫反応で活躍する白血球なども血の一部と考えます。正常な免疫力のためには『血』が充実することも必要不可欠です。立ち眩みがする、目が疲れやすい、筋肉がつりやすい、睡眠が充実しにくい、皮膚が乾燥しやすいなどの症状がある方には血を補うことが必要です。

瘀血

血の巡りが悪い、汚れている状態を東洋医学では瘀血と呼びます。日々の相談において山の渓流はきれいでドブ川は汚れやすいという話をよくさせていただきま気滞す。血の巡りがよく、不要物が溜まりにくい状態を作ることもがんの漢方を考えるうえで必要不可欠です。

気滞といわれる状態は、体のバランスがうまく取れない状態です。自律神経のバランスの乱れ、精神活動の乱れ、不眠などがあると免疫力の低下につながります。

熱毒

がん細胞の多くは熱毒であることが多いです。熱毒というのは熱を持った邪気です。熱感があるのみならず、匂いがある、黄色、赤色などを呈するなどが熱毒の特徴です。熱毒がある場合は清熱解毒薬という分類の生薬を用いた治療を行います。

痰濁

不要な汚れた水分を痰濁と呼びます。がん細胞も含め痰濁という状態ですとそれらを取り除くようにいたします。

ほんの一例ではございますが、様々な要因を考え一人ひとりの生活が向上するよう悠伸堂では努めてまいります。