生理が来てからいつ妊娠しやすい？適切なタイミングの取り方を解説！

生理周期で妊娠可能な期間と妊娠しやすい日

あなたはご妊娠しやすいタイミングで夫婦生活を行っていますか？

ご妊娠しやすい日をご存知でしょうか？

ご主人様の協力は得られておりますか？

妊娠しやすい時に夫婦生活を行う。自然妊娠を目指すのであれば欠かせないことです。

自然妊娠を目指すのにいつが妊娠しやすいのか、いつが排卵日なのかをしっかり書かせていただきます。

この記事が子宝を望む方がご妊娠しやすいタイミングが取れるだけでなく、ご主人様にタイミングについて説明でき協力してもらえる記事になることを祈って書かせていただいております。

まず精子が女性の体内でどれだけ生存するか！？

答えは約３日です！もちろん個人差があります。

卵子は排卵後どれだけ受精ができるのか！？

答えは約24時間です。これも個人差があります。

これらをまとめると排卵３日前から排卵後１日後までがご妊娠の可能性がある期間とされます。

この中でも排卵日前日が最も妊娠率が高いとされています。

ちなみに精子が卵管まで泳いでいくのにかかる時間は15分ほどです。
その為、精子の卵子までの到達時間はそんなに気にしなくて大丈夫です。

タイミングをとるべき日はいつなのか？

排卵日はいつなのか

ピンポイントで排卵日前日にタイミングをとるというのは難しいですね。

そしてタイミングは１度だけではなく複数回、できれば３回取れることが好ましいです。

そろそろ排卵かもという状況になったら隔日でタイミングをとるなど複数回にわたりタイミングをとることで妊娠率が上がります。

周期が安定している方は前もっていつとればいいかわかりますね。ただ30日周期だからD15が排卵日とはなりませんのでご注意ください。

高温期は基本的に14日以下です。D16以降が排卵日ですね。35周期の方では21日目以降が排卵日です。

高温期の日数は14日で確定ではなくお体の状態で変わりますから、基礎体温をとっている人なら排卵期をより正確に予想しやすいです。

では生理周期が不安定な方はどうすれば良いのかですね。

排卵の予兆を感じ取ることが大事です。

排卵の予兆とはですが、頸管粘液です！いわゆるおりものです。

排卵期のおりものはさらさらで伸びるおりものです。これは女性の体が精子受け入れ態勢になり、精子が泳ぐのを助けるためのものです。

おりものが出る体の異常や高温期にでるおりものなどもありますので、おりもの＝排卵予兆ではないです。

精子の動きを助ける伸びるおりものですよ。

通常は排卵３日前くらいから徐々に増えてまいります。おりものの実感がありましたら、複数回タイミングをとってください！

おりものが全く感じられない方は、良い卵が育っていない可能性があります。まず、伸びるおりものが感じられるようにお体を整えてあげる必要があります。

漢方を飲んで、おりものがちゃんと出るようになったという方は多いです。

ちなみにちゃんと排卵できているかの指標は基礎体温が２層になること、おりものがあることの２点が大事です。

排卵チェッカー使用でのタイミングの取り方

排卵チェッカーを使ってタイミングをとっている方も見えるのではないでしょうか？

排卵チェッカーも排卵のタイミングを知る有効な手立てです。

排卵チェッカーは何を調べているのか？

LH(黄体化ホルモン)です！

上の図は基礎体温とホルモンバランスの図です。（一本一本頑張って線書きました）

排卵期あたりにドーンって高くなるのがLHですね。LHは排卵を引き起こし、卵胞を黄体に変えるホルモンです。

排卵期になるとポジティブフィードバックというホルモン機構が働きLHがドーンとあがるLHサージが起こります。

排卵チェッカーはこのLHサージを調べるものです。

陽性がでてから排卵まではどれくらいかご存知でしょうか？

排卵陽性が出て当日か翌日に排卵します。

排卵チェッカーでタイミングをとられている方は陽性が出たら２日連続でタイミングとってくださいね。

理由は妊娠の可能性があるのが排卵３日前から翌日までです。

陽性が出た日が排卵当日なら、２日後は可能性が低いです。その為２日連続です！

排卵チェッカーのデメリットは排卵３日前から妊娠の可能性が出るのですが、それを逃してしまう事ですね。

ましては一番妊娠率が高い排卵前日も逃す可能性があります。

排卵チェッカーでタイミングをとるより週２回の夫婦生活があった方が妊娠率が高いという報告もあります。

排卵チェッカーでのタイミングは排卵期を確実にできるため有効ですが、その点もご理解いただき連日のタイミングを試みてくださいね。

排卵期以外の夫婦生活の必要性

夫婦生活がしっかりあると女性の骨盤内の血流増加につながります。排卵期のみ夫婦生活があるより、定期的に夫婦生活があるのが好ましいです。

タイミング・人工授精・体外受精どの場合でも１か月に５回以上の夫婦生活があると妊娠率が向上するというデータもございます。

生理期の夫婦生活はダメですが、それ以外は定期的に行ってください。

骨盤内血流を良くするものですから、体外受精や人工授精を行っている方も夫婦生活を行っていただくとより良いです。

悠伸堂の不妊症のページも是非ご参照ください

悠伸堂ではタイミング指導は皆様に行っておりますし、ご主人様がご協力いただけない場合は私がご主人様にお願いするなども行っています。

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