妊活中の皆様、定期的な夫婦生活は行えておりますか?
自然妊娠を目指す方は排卵日前後だけ、セックスを行えばいい!という事ではないですよ。
人工授精や体外受精で治療しているから関係ない!という事ではございませんよ。
どんな治療をしている方でも定期的な夫婦生活があることが好ましい!
出来るだけ悠伸堂に関わってくださった方がご妊娠に近づいてほしいので、その理由を今回は書いていきます。
データが示すセックス回数と妊娠率
(引用:日経メディカル 不妊治療ワークブック)
このデータを見ていただければ一目瞭然だと思います。
月に5回以上の夫婦生活があることにより、自然妊娠率はもちろん体外受精での妊娠率も向上しております。
自然妊娠を目指す方におけるメリット
自然妊娠をする場合、排卵期との夫婦生活のタイミングが合うことが大事です。
タイミングの取り方については悠伸堂の患者様には周期や基礎体温を基に指導させていただいております。
また、タイミングの取り方については「あなたはいつ妊娠しやすい?妊娠の為のタイミングの取り方」に詳しく記載させていただいております。
卵子の受精可能期間は排卵後12~24時間、精子の女性の体内での寿命は1日から3日と言われております。
正常な精子の機能と卵子の受精能があれば週に2日以上の夫婦生活があればほぼ排卵期をカバーすることになります。
排卵日になると男性にプレッシャーがかかるなどの場合は週2日以上をまず目標にすると良いと私は考えております。
更には作業的にならず、感情のあるセックスにより男性は射精量が増え、女性は景観粘液量が増えますので妊娠率を上げる要因になると考えております。
なぜ体外受精でも妊娠率が上がるのか?
自然妊娠と移植の両方で可能性が出たから上がったというわけではないと思います。
病院により異なりますが移植周期のほとんどの場合、ホルモン周期で排卵を抑えてベストなタイミングで移植することがほとんどです。また、多事リスクから避妊をしない夫婦生活後では移植をしないクリニックもございます。
一番の理由は骨盤内血流の増加にあると私は考えております。
夫婦生活により、女性の骨盤内血流が上がったことで着床しやすくなったということです。
分かりやすくいってしまえば、夫婦生活により女性の体が妊娠モードになるというイメージを持っていただければと思います。
精液がもたらす女性への好影響
精液のうち精子の割合は1~5%ほど。
残りの95%以上は精漿と呼ばれます。
精症にはストレスを和らげ幸福感を高め「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンやオキシトシン、快楽を与え意欲を高めるドーパミンなど様々なホルモンが含まれていることが分かっております。
その結果、セックスにより女性のうつ病のリスクが優位に下がるというデータもございます。
愛を感じることが出来たということは関係なく、精子が女性の体に入ったということに意味があるようです。
これを知った時、私も男性は女性を幸せにするように生物学的に出来ているのだなぁと思ったほどです。
夫婦生活により、妊娠だけでなく女性の気持ちの安定や自律神経にも良い影響が与えることが出来るのです。
逆に男性にとっても同じようにメリットがございます。
ご夫婦ともに感謝の気持ちを大事にしてくださいね!!
まとめ
夫婦生活は月に5回以上あることにより、いかなる妊活においても妊娠率を高めることにつながります。
セックスは生殖活動という事でなく男性は女性を幸せにすることにもつながる。
年末年始はお休みの方が多いのではないかと思います。
まずこの機会から夫婦生活を意識していただき、2020年お読みくださったあなたが子宝に恵まれることをお祈り申し上げます。
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