不定愁訴とは
医療機関で検査などをしても明確な原因が特定できない多種多様な身体的および精神的な症状の事を一般的に不定愁訴と言います。同時に色々な症状で悩まれている方が非常に多いです。本当につらい症状の人もいれば、何となく調子が悪いという方も症状の程度も様々です。
西洋医学では原因が分からない症状でも東洋医学の角度から見るとお体の状態に異常があることが非常に多くございます。ということもあり、原因不明の多種多様のお悩みである不定愁訴の相談は漢方薬局では非常に多いです。
今回はよくある不定愁訴の症例のご紹介です。
不定愁訴の症例のご紹介
患者様について
30代後半 女性
元々パニックと診断されていたこともあり、何かあると不安で抗不安薬などを飲むことが数年前から続いていた。そんな中、数月前から喉のつまり、耳の閉塞感、げっぷなど、腹痛などの症状が出るようになった。特にここ数日は喉の閉塞感が強く食べ物も飲み物も受け付けない。病院に行っても異常はないといわれるものの何とかしたい。もともとストレスは多いと自覚していたが、最近は特にストレスがたまっていたようです。
そこで悠伸堂薬局へご来店されました。
また、落ち込み、イライラ、頭痛、パニック、息苦しさ、PMS(月経前症候群)、不眠、肩こり、低気圧がきたらおかしくなるなど何かしらの症状があり体調が良いという日がないくらいなので、ゆくゆくは根本的に治していき抗不安薬も辞めたいとのことでした。
経過
①肝の働きに問題があり、気の巡りがうまくいかない
②痰湿の阻滞があり、不要物が閉塞している
病態と考えて漢方薬を提案させていただきました。
煎じ薬を服用されて2週間後にご様子をうかがったときは、胃腸も動く事を実感され問題なく食事をすることが出来ておりました。また、のどのつまりも大分とれて、げっぷや耳の閉塞感もかなり良いとの事でした。
1か月後にご様子を伺ったときは当初の辛さは大分良く、ゆくゆくは治したいとおっしゃっていただいていた事を踏まえ、煎じの漢方薬を自律神経を整えて体質改善を目的に変更して服用していただきました。
2週間~1か月ごとにご様子を伺いその時々のお体お悩みによって微調整させていただく事はありました。
飲み初めて計3か月ごろには抗不安薬を飲む機会は大分減り、様々な体調が良いことを実感していただけておりました。
半年後にはたまに体調が悪いという事があるが、毎日のように何かしら体調が悪いという事がなく体が変わって嬉しいという言葉を聞けたときは私もうれしかったです。
その後飲んでいないと不安ということもあってある程度の継続していただき調子も大分安定していたので、漢方薬は半量で様子見た後、悠伸堂をご卒業ということにさせていただきました。
まとめ
西洋医学では特に原因の分からないお悩みである不定愁訴ですが、非常に相談は多いです。そして中医学の角度から診るとお体があるべき状態ではないということは、非常に多いです。その為、原因不明のお悩みも良くできる可能性が高いですよ。
中医学では肝・脾・腎に問題があることが多いのですが、しっかりご様子を伺い適切な漢方薬を服用いただけるのが良いです。よくわからないけど不調があり、困っているという方はぜひ東洋医学の専門家にご相談くださいませ。
その他、悠伸堂で良くなった方の情報が「漢方体験.com」に紹介されています!
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愛知県岡崎市の漢方薬局│悠伸堂(ゆうしんどう)
イクゾー先生
薬剤師・国際中医専門員A級ライセンス
大学を卒業後、東京都の漢方薬局にて本場中国の医師である中医師に従事しながら中医学を学ぶ。
東京・名古屋の漢方薬局大手2社にて多数の患者様の漢方相談に従事した後、地元の愛知県岡崎市で漢方専門薬局を開局した。これまでの経験を生かし、「岡崎を漢方で元気に!」をモットーに地域の健康管理に貢献いたします。
悠伸堂薬局
愛知県岡崎市井ノ口町字和田屋1番地 ランドプラザビル1階
TEL:0564-20-8701 Mail:kanpou@yushindou.jp