こんにちは!!
イクゾー先生の久々のご登場です!といいつつまだ2回目です↓↓
昔の同僚がイラストを描いてくれました!!
嬉しいです!というわけでイクゾーシリーズを再開していこうと思いました。
かつての同僚たちからご要望の高かったイクゾー、五臓、書くゾウ!
韻を踏んでいます・・
ちなみに前回の肝・心については
に書かせていただいております。
皆様、漢字チェック厳しめなので細心の注意を払って書きます。
先日、本草閣の皆様が遊びに来てくださったこの時。
店内の厳しい漢字チェックが施されました。。。
何個か見つかりました。
では本題へ!!
脾:体の原料調達
脾の大切働きは、消化吸収のリーダーです。胃・胆・膀胱・小腸・大腸など東洋医学では消化吸収にかかわる臓腑がいくつかあり、その働きをコントロールするのが脾です。そして、気血を作るというのが脾の大事な働きです。
人間は光合成できないです。食べたものを脾の力で気血とし、体を作る栄養分としていきます。脾の力が悪くなると、気血を作る力が弱くなりパワー不足になったり、不要物の排泄がうまくいかず悪いものをため込みやすくなります。
良いものをしっかり吸収して、必要な形に作り替え、不要物がしっかり排泄されるためには脾の力が必要です。疲れやすい、やる気が出ない、食欲が出ない、食後眠くなる、下しやすい、むくみやすいなどある方は脾の力が弱った脾虚かもしれないです。
その他に、昇清作用、統血作用など大事な働きもありますが大事な点だけ記載し、詳しくは後日です。
肺:ガス交換、気や津液を散布する、水の通り道を作る
肺の働きは少しややこしいですが、空気入れのポンプ・シャワーヘッド・醤油さしと覚えていただければOKです。
ポンプ:良い空気を吸って悪い空気を吐き出して、気を作り出す。
シャワーヘッド:体の一番上にあって、全身に気や津液を散布します。
醤油さし:肺のは働きは醤油が出ないほうの穴です!あそこの空気の抜けるところがないと、醤油出ません!肺はあの穴の働きをするから、水の通り道ができるのです。
肺が調子よくないと、咳や痰などの呼吸器の症状以外にむくみ、疲れやすい、声に力がないなどの症状も出ます。
腎:生命力の貯蔵庫
腎は一言でいえば生命力の貯蔵庫。精がつくなんてよく言いますね。これを書いている3日前が土用の丑の日でした。精をつけるためにウナギ。この精を貯蔵しているのが腎です。成長、発育、老化と密接にかかわります。次世代を残す生命力が必要な生殖機能、ホルモン、骨や耳、髪の毛、、泌尿器、足、腰、歯といった年齢とともに弱くなりやすい症状は腎からくることが多いです。
その他にも水の代謝や呼吸にも大きくかかわります。下半身のむくみや息が吸いずらいなどの症状は腎虚のことがあります。
おおまかな五臓の働きを2回に分けて紹介させていただきました。
今後は気・血・津液は詳しい五臓六腑、経絡、方剤学や生薬についても書かせていただければと思っております。
しっかり書けるよう、文章力と漢字のお勉強が終わってからになるかもしれないですが。。。
お待ちいただければ幸いです。
愛知県岡崎市の漢方薬局 悠伸堂(ゆうしんどう)